• 軽井沢タリアセン
• 鬼押出し園
• 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　烏賀陽百合先生

　庭園にはその国の文化や歴史、価値観や美意識が詰まっています。世界中の庭を見てまわり、独自のユーモアあふれる切り口の解説が人気の庭園デサイナー、烏賀陽百合先生の案内で先生の地元京都を中心に庭園を訪ねるシリーズ。初心者にもわかりやすく楽しい解説を聴きながら名庭園を鑑賞すれば、今まで気付かなかった景色が見えてきます。

　日本を代表する避暑地軽井沢を訪ねます。８月の軽井沢は最高気温の平均が約２７度、最低気温の平均が約１７度です。軽井沢千住博美術館は世界に活躍する日本画家、千住博氏の作品を展示する美術館で、やはり世界的に活躍する建築家、西沢立衛氏が設計。自然光があふれる開放的な建物で、展示作品が軽井沢の森や、１５０種類以上の色とりどりの木々や草花が植栽されたカラーリーフガーデンと一体になっています。

　軽井沢タリアセンは塩沢湖を中心としたリゾート施設で、森の中に美術館や文学者の元別荘などが点在しています。イングリッシュローズガーデンでは夏季咲きを中心とする約２００種１８００株のバラが咲き誇ります。

室生犀星記念館は大正～昭和中期に活躍した詩人・小説家、室生犀星の元別荘です。軽井沢には珍しい純和風の別荘で、美しい苔の庭が魅力です。

軽井沢レイクガーデンは湖を中心に四つのバラ園、睡蓮の池、ウッドランド（樹木と宿根草のエリア）など八つのエリアが広がるナチュラルガーデンです。

北軽井沢の鬼押出し園も訪ねます。有名な景勝池、鬼押出しは浅間山の天明大噴火（１７８３年）で噴出した溶岩流が冷え固まってできた長さ約５km、幅１～２km、厚さ約３０mの広大な岩原です。

宿泊は軽井沢プリンスホテルウエストです。

JR新大阪駅･JR京都駅･JR名古屋駅乗下車／ＪＲ軽井沢駅にて現地集合解散