“柳生新陰流” 開祖・柳生石舟斎ゆかりの巨岩
柳生宗矩は元亀2(1571)年、大和国柳生庄に生まれました。父は柳生庄の領主で上泉信綱から新陰流の印可状を伝えられた柳生宗厳(石舟斎)です。宗矩の20年近くの行動は記録にありませんが、文禄3(1594)年、父宗厳が徳川家康の前で無刀取りを披露した事がきっかけで、家康に召し抱えられました。その後、秀忠・家光に仕え、順調に加増を重ねて、所領は1万石を超え、代々の藩主は将軍家の剣術指南役を務めるため、江戸に定府していました。今回のツアーでは、柳生家の本領である柳生庄に訪れ、その陣屋跡や旧家老屋敷、菩提寺、今話題の一刀石などの史跡を訪れます。