「富士山を拝み、修行する」江戸時代中期に興された「富士講」の教えにより、吉田口・浅間神社から富士山は登頂されてきました。こうした歴史によって世界遺産に登録された富士山の歴史遺構が残るコースとして、標高約2300m六合目・佐藤小屋から、俗世と聖域の境目とされる一合目・馬返しを経て、富士講の人々が富士山登山の起点としていた、標高約850m富士浅間神社まで下山します。下山後は、富士山の湧水池である「忍野八海」を散策します。世界遺産としての富士山の姿を巡ることのできるコースです。
山旅に馴れた認定登山ガイドなど山好き視点からの登山コラム